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『JobQ』が「インターネット業界のワークライフバランスの良い企業ランキングTOP5」を発表

キャリアや転職に特化した匿名相談サービス『JobQ』は、「インターネット業界のワークライフバランスの良い企業ランキングTOP5」を発表します。本ランキングは、『JobQ』のユーザーによる体験談の項目「ワークライフバランス・残業」の評価の平均点を、インターネット/IT/通信業界に属する企業ごとにまとめたものです。

 

【TOP5の企業をご紹介】

ランキング_20180918

1位 Google
日本での事業を拡大するため、日本法人を東京都港区の六本木ヒルズから、東横線渋谷駅に建設中の「渋谷ストリーム」に移すことで話題になっているGoogle。同社は、現在約1300人の従業員が倍増しても収容できるスペースを確保するとしており、今後もより一層、オフィスの設備や社員のワークスタイルに注目が集まりそうです。

フラットかつ風通しの良い職場。仕事のクオリティの水準が高く、ストレスが無い。」(マーケティング / 正社員 / 2016年入社

福利厚生は他では類を見ない手厚さ。社員をモチベートするための社内制度も多種多様にある。」(マーケティング / 正社員 / 2016年入社

2位   メルカリ
今年6月に東証マザーズに新規上場したメルカリ。9月14日付の日経新聞朝刊では、近くスマートフォン(スマホ)決済に参入すると報じられ、新たな成長戦略を描き続けています。社内制度に関しては、12時〜16時をコアタイムとするフレックスタイムを導入している他、社員が有料セミナーに参加する場合、参加レポートの共有を条件に、会社が費用を全額負担などがあります。
平均勤続年数は1.3年、平均年齢は30.3歳、平均年間給与は502万円 と、従業員の平均年齢が30代というのを踏まえると非常に高くなっています(※)。
※ 株式会社メルカリ 新規上場申請のための有価証券報告書(2018年5月14日)より

「有給休暇や家族のためを考えて人事制度が考えられている。また残業も悪と考える人が多いため、時間外が多い会社ではない。ただ、エンジニア以外は10-19という勤務時間なので、仕事が終わった後の時間が取りずらいという声が非常に大きい。ここも今後大きく変わっていくと思う。」(カスタマーサポート / 正社員 / 2016年入社)

3位 ヤフー
ヤフーは、「社員にとって働きやすい環境をつくることが重要」と考えており、さまざまな制度があります。同社は、自らのキャリアや経験、働き方を見つめなおし、考える機会をつくることで、さらなる成長につなげることを目的とした休暇制度「サバティカル制度」や、普段の業務を離れて専門的知識や語学力をより集中的に習得できる機会を提供する「勉学休職制度」など、ユニークな社内制度を導入しています。

「休みは取りやすかったです。社内全体でもフレックス制度への理解が高く、早出早帰りなどもしやすく、時短で勤務している女性の方も多かったです。」(技術本部 / 正社員 / 2012年入社)

4位 アイ・ビー・エム
女性の活躍を支援する「ジャパン・ウィメンズ・カウンシル」の組織で知られる日本IBM。同社では、勤務場所に柔軟性を認め、社員のより良いワーク/ライフ・バランスを促進しており、在宅勤務が可能な「e-ワーク制度」や出産や介護などでフルタイムで働けない社員に対応した「短時間勤務制度」などの社内制度があります。

「自分の裁量で自由な働き方ができる。一方で自由すぎて会社であまり見かけない人も沢山いる。何処にいるのかすらわからない」(SE / 正社員 / 1999年入社)

5位 NTTドコモ
本社人事部内に「ダイバーシティ推進部」を設置し、ダイバーシティ推進に積極的に取り組むNTTドコモは、『ダイバーシティ意識醸成と働き方改革』『女性の活躍推進』『両立支援』『制度の多様化』を4本柱とし、様々な社内制度を導入しています。アイ・ビー・エムと同様に在宅勤務制度がある他、「仕事と介護の両立セミナー」や「パパママ育児教室」などをどうにゅうしています。

「休みは非常にとりやすい。年間の目標年休取得日数を必ず消化するよう上司から促される。部署にもよるが、基本的に残業も月30時間程度であり、調整しやすい。」(営業 / 正社員 / 2013年入社)

 

【その他のワークライフバランスの評判が良い企業】

7位 SCSK
「ワークライフバランスは非常に良い。 基本的に残業時間は月20時間以内に納めるよう上司から指示を受ける。実際に、今の部署では残業時間が少ない社員が多く、平均して月0〜10時間程度。 20時間を超える残業を行う場合は、残業の妥当性や来月以降の対策などを上司に報告する必要がある。」(ソリューション / 正社員 / 2013年入社)

9位 GMOインターネット
「部署と職種と時期によって異なりますが、常に長時間残業で一切帰れないということはありません。私自身の例では、今までで一番忙しかった時は月に70時間残業(休日出勤を含む)、忙しくなかったときは月に5時間残業、平均して月に10〜20時間残業という感じです。」(事業部 / 正社員 / 2013年入社)

10位  DeNA
「部署や時期によるが、基本的にはいたってホワイト。IT系企業の中では最もホワイトな企業だと思う。 電通の新卒が自殺した事件以降、より一層残業等に対して厳しくなった。 ”残業させてると給料上げないよ!” ”ちゃんと仕事調整しましょ!” というムードある。」(クリエイティブ系 / 正社員 / 2014年入社)

 

 

JobQとは
JobQとは、キャリアや転職に特化した匿名相談サービスです。
求職者が匿名での質問を投稿でき、質問の内容に精通する個人から、リアルで具体的な情報をこれまでよりも低コストで入手することができることが特徴です。
多くの人が、これからのキャリアについて考える際、現場のリアルな情報を手に入れられなかった経験があると思います。
就職や転職において、求職者にとって非常に重要であるのにもかかわらず、得ることの難しいこうした情報を共有し合うシステムを構築することで、その社会的課題を解決します。

 

調査概要

  • 調査対象:『JobQ』の「インターネット/IT/通信」カテゴリーに属する企業(全183社)
  • 調査機関:2018年6月13日~2018年9月13日
  • 採点項目: 体験談の「ワークライフバランス・残業」に寄せられてた評価の平均点(5点満点)